2015年4月10日

テナントビルの競合同業種 の制限について

美容室やエステサロン、ネイルサロン等のサロン店舗物件を借りる際、気になるのが同一ビルに同業種の入居の可能性です。

テナントビルの場合、貸主様によって競合業種の入居を事前に断る場合もあれば、全く断りもなく入居させる場合もあるのです。

それは貸主が競合業種の入居をさせようと、全く他のテナントに断る義務もなく、自由競争の原則から言えば当然にあることなのです。

もちろん、競合業種が入居しようが構わないといわれる方でしたら良いのですが、テナントビル内で自分の店より目立つ場所に入居されると影響する場合もあるので心配される方も多いでしょう。

また、事前に特約として、貸主と競合業種を入居させない制限の旨の特約を結ぶことは「独占禁止法」の「排他条件付取引」として禁止されていますので、せいぜい事前通知を現テナントにするぐらいの特約でしかできないでしょう。

ですから、事前に可能性を考え、同業種が同一ビル内に入居しようとも、揺るがない出店計画をたて開業することが大切です。

※「排他条件付取引」=不当に相手方が競争者と取引しないことを条件として当該相手方と取引をし、競争者の取引の機会を減少させるおそれがあること


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