2015年3月23日

居抜き店舗物件とは~居抜き店舗物件の定義とメリット・デメリット~

最近、飲食店舗、美容室、エステサロン等のの物件探しをするとき「 居抜き 」という言葉を多くみかけるかと思います。

居抜き物件とは、「テナントを退店するにあたり、内装の造作、什器備品等を新しい借主が引き継げる物件」のことをいいます。

しかし、それ以外は決まった定義が無く、不動産業界では「造作放棄された物件」「使えない残置物が有る物件」なども、「居抜き物件」と表記される場合も少なくはありません。

ですから、一概に「居抜き物件はお得」と考えるのは早計です。

居抜き物件は内装がそのまま残されているため、得だと考える方も多いようですが、もちろんメリットもあればデメリットもあります。

その主なメリット・デメリット下記に記載してみました。

売主のメリット

  • 原状回復費用を免れる
  • 収入が入る可能性
  • 引渡し直前まで営業が出来る
  • 解約予告家賃を免れる

買主のメリット

  • 初期投資(改装費、設備機器など)を低く抑えることが出来る。
  •  初期投資が低く抑えられるということは、損益分岐点も必然的に低くなる。
  • 短期間でオープンできる。
  •  業態によっては、以前のお店のお客も取り込める可能性がある。

売主のデメリット

  • 閉店が周知される可能性
  • 赤字店舗の場合いつ売れるか未確定の為、退去予告を出していない場合、赤字が増大する可能性
  • 移転の場合、お客様が譲渡先に流れてしまう可能性

買主のデメリット

  • 店内のレイアウトが決まっている。
  • 構造的な制限を受ける。
  • 建物や設備の老朽化でトラブルが起こる可能性
  • 前の店舗の評判やイメージを引きずる可能性

このように開業、撤退される方の中でも、時と場合によっては、メリットのほうが多かったり、デメリットが多かったりします。

また、居抜きで開業するにあたっては費用が節約できた分、策略を考え努力しなくては、「居抜き」を活かすことができなく、また営業不振で撤退ということも少なくありません。

居抜き物件の多くは「営業不振」によって撤退しているのですから・・・

安いからではなく、どう再生するのかが居抜き物件のポイントだと思います。


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